株式会社MEDIAMaker

まずは、自分が食べたいもの欲しいものを商品にする

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自分が欲しいものを商品にする

自分が欲しいものを商品にする

2026/08/21

こんにちは

常田アキエです。

 

商売繁盛という言葉があります。

多くの人が押し寄せて、沢山お金を使ってくれると所謂「繁盛店」となるわけですが、それはどちらかと言うと現代の「金儲け」に偏った理解で受け止められていて、収支報告書や決算書でその商売の価値を決められている節があります。しかし、本当の商売とはお客様や地域を幸せに発展させることが土台にないと、存在意義は薄く結局現実的に飽きられたら消える店となり、ずっとは続かない訳です。

継続こそが道。

な訳ですが、だから私は「繁盛店」というお店のあり方の定義を改め「お客様に愛され、世代を超えて続く店(商品)」「その商売を生業としている人が、この商売をしていて良かった。生まれてきてよかった」と思える商売づくりをデザイン、コンサルで提案しています。

一言で言えば「愛着店」です。愛着を感じ、愛用していただき、ご愛顧いただけるお店、商品づくりをする。
それこそが三方よしでもあります。
 

さて、そんなお店になる為に、何が大切かと言えば。

商売を因数分解すると、要素は「商品(づくり・仕入れ)」そして「値付け」「磁場」に分けられます。
商品があり、それを買っていただき、そのお店や店主さんやスタッフさんとのコミュニケーション、お店の雰囲気などが居心地よく気に入ってもらえると、また来たいお店になります。
金額が高くても、どんなに遠くても、この3つの調和が取れていれば商売として成り立ちます。

 

今日はその3つのポイントを満たすいいお店を見つけたのでご紹介します。

「商品」の側面から解説したいと思います。

とあるカフェです。

山の中の、ある道沿いにありました。

写真のように、のれんとかきごりの写真入メニューと、通常メニューが貼ってあり、

青空オープンカフェなので、ちらっと覗くと中が丸見えです。
どうやら、ご夫婦で営まれているようです。
雰囲気はいい、けど蚊に刺されるし、とにかく照りつける日差しの下で暑い。

 

あまりの暑さに、2日目の帰り道にかき氷を食べたくて入りました。

そして、そのかき氷を通じて驚きと感動の経験をして、通いたいお店のリスト入りとなりました。

友人と1つづつ、別々のかき氷を頼み、「秀逸!すごい!」と感嘆の声を上げながら食べたかき氷は1つ900円。
私はすももミルク
友人は氷梅
を食べました。

 

写真で見た目に惹かれたこと、今までメニューで見たことのないかき氷だったことで「どんな味か体験したい」と言う欲求も掻き立てられましたが、食べ終わって2人で共通の見解が生まれました。

それは

「こんなかき氷があったら、食べてみたいよね、を具現化した夢の一品」

 

1つ目は、普段よく見かける、削った氷にシロップがかかっているような見た目ではない、どんなタイプのものがかかっているのだろう?と好奇心が湧く見た目。

 

2、ふわっと素材の風味以上の甘差がない。
猛暑の中、ブルーハワイなど普通のシロップの甘さを食べると、負担がかかる。喉が渇いたりするので暑さを和らげるのに逆効果で、酸味があるので暑さ対策を考慮している感じがした。

3、素材を吟味した自家製感。とにかく美味しい

 

4、食べ進むと、中心にたっぷりこのソースが入っていて、よくあるシロップが足りない気味と、氷が溶けて薄まって、砂糖水のようになる危惧が解消。(かき氷あるあるをよく分かってる。)これは歓喜の対象。

 

5、SNS映え。※撮る側の喜びが満たされる見た目。

 

6、価格が値頃感ある。ちょうどいい、納得、満足価格。

 

他にもコーヒーやジンジャエール、軽食などがありましたが、すべてのメニューが、ご夫婦で1つ1つ吟味して「こんなコーヒーだったら....」「こんな〇〇だったら」食べてみたいよね。と、自分達がお金を払って食べても満足いくよく考えられた唯一無二の内容です。

 

お金勘定の前に楽しみ、喜びが大前提。

 

これが商売の本質で、商品づくりの本来の形です。

問屋さんが持ち込んだものをいかに安く仕入れ、売るかではなく、

これまでにはない、こんなものがあったら、きっと喜んでもらえるよね。

初動は、食べ比べてみたり、素材を集めたり失敗したりとその考慮に時間がかかりますが、

きっと楽しい時間になると思います。

 

こうした発想やアイデアは、日々自分も驚きと感動の経験をしていないと、浮かんできません。

その深みや、厚みも同じく自分が持っている知識や経験に裏打ちされます。

 

商売はその人の在り方、生き様の投影です。

 

ただ作る、ただ売る、ただ商売する。と言うやもすれば誰かの思惑による資本主義のコマの1つになっているかもしれない商売から抜けて、誰も真似できない領域で、ぜひご商売の本当の醍醐味を感じてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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